ここでは、男子のアイスランドがリオ・オリンピック不参加のため記述がないのですが、この国には特徴がありますので書き加えたいと思います。
 現在デンマークの監督であるグルムドソンの講習会に行ったとき、アイスランドのナショナル選手のほとんどが他国で活動しているとのことでした。これをチームにまとめるために、年一度本国で1週間の合宿をするとのことでしたが、世界のトップチームであることは面白いと思いました。リーマンショックで国の経済が破たんしたため、現在では少し低迷しているようですが。
 ヨーロッパのビッグ大会の一つである各国のクラブによって競われるチャンピオンズリーグがあります。ここに進出してくるクラブの各国への割り当て数を調べることは各国の国内リーグの競技力の指標になると思われます。
 このリーグには、国内リーグで勝ち上がってきたチームで、国ごとの割り当て数は、毎年の成績によって次年度の割当数が決められます。また、3つある、ヨーロッパカップ戦(チャンピオンズリーグ、チャレンジカップ、EHFカップ)の最上位にあり、下の2つからの勝ち上がり枠もあります。

結果は以下のようです。

男子:総数28チーム

FRAー3、GER−3、ESP−2、DENー2、POL−2,MKD−2、残りは1チームづつです

女子:総数16チーム

DENー2、NOR−2、RUS−2、GER−2、残りは1チームづつです

各国のクラブに所属する外国からの選手は、シェンゲン協定だと思いますが、労働協約で国内では、外国人扱いとされないと言うことがあります。ユーロでも外国人枠は3人だったと思いますが、これに入らないということです。日本から行けばに当てまると思いますがその規定をもう少し調べる必要がありそうです。

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